2007-05-18から1日間の記事一覧

「19おほかたの露はひるまで別れけるわがそでひとつのこる雫に」〜「24しのばじよわれふりすてて行く春のなごりやすらふ雨の夕暮」塚本邦雄(『定家百首/雪月花(抄)』(講談社文芸文庫)より)★★★★★

19「おほかたの露はひるまで別れけるわがそでひとつのこる雫に」 「別れける」は連体形だから、「わが袖」にかかると考えるのが普通。だけど塚本は「露は」に通底する「露ぞ」という係助詞を見る(幻視する?)。「露は昼まで・別れけるわが袖」と「露は干る…


防犯カメラ