2007-05-27から1日間の記事一覧

『嘲笑う男 異色作家短篇集16』レイ・ラッセル/永井淳訳(早川書房)★★☆☆☆

「サルドニクス」(Sardonicus)★★★☆☆ ――サルドニクス城は九十九折りの山道を登りつめた行きどまりに位置していた。長身の男を一瞥しただけで、一瞬のうちに多くのことが理解された。わたしの目の前に現れた男は、何かの恐ろしい病気のために、唇が常に開い…


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