2008-05-17から1日間の記事一覧

『ホフマンと乱歩 人形と光学器械のエロス 理想の教室』平野嘉彦(みすず書房)★☆☆☆☆

これはひどいな。こんな論文書いてる人もいまだにいるんだ。。。バカミスやバカSFならぬバカ評論もといトンデモ本として笑いたいなら一読の価値あり。 テクストのなかのどんな些細な細部でも自分の都合のよいようにこじつけたかと思えば、いきなり意味不明…

「砂男」E.T.A. ホフマン/種村季弘訳(『ちくま文学の森6 思いがけない話』より)★★★★★

「Der Sandmann」E.T.A. Hoffmann,1815年。 子どものころの理由のない恐怖、砂男の民間伝承、マッド・サイエンティストか黒魔術師かはたまた悪魔かという風情のコッペリウス、一家を襲う恐怖小説じみた悲劇……まさに怪奇小説という趣で始まる本篇なのだけれ…


防犯カメラ