室生犀星は大好きな作家なので楽しみでした。とはいえ読むのは久しぶり。収録されているのは初期短篇ばかり。「童話」★★★★★ ――「お姉さま、――」小さい弟は何時の間にか石段に腰をかけ、目高をすくっている姉に声をかけた。「お前、いつの間に来たの……よく来…
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