2010-04-08から1日間の記事一覧

『GOSICK II その罪は名もなき』桜庭一樹(富士見ミステリー文庫)

今回は八つ墓村とかそっち系で、あんまり本格ミステリしてません。 〈“灰色狼の末裔”たちに告ぐ。近く夏至祭。我らは子孫を歓迎する――〉新聞の広告欄に掲載された謎のメッセージ。それを見て熱病にうなされるように、学園を飛び出すヴィクトリカ。彼女と九条…

『クライム・マシン』ジャック・リッチー(河出文庫)

「記憶よ、さらば」好野理恵訳(Good-bye Memory,1961)★★★★☆ ――「橋の上で何をしていたんです?」「飛び降りようとしていたんじゃないかな」「理由は?」「わからない。どうやら橋から飛び降りるか、記憶を失うか、どっちかの選択を迫られたみたいだ」 単…


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