2011-11-03から1日間の記事一覧

「42立ちのぼるみなみの果に雲はあれどてる日くまなき頃の虚」〜「59たちばなの花ちる里の夕月夜そらに知られぬかげやのこらむ」塚本邦雄(『定家百首/雪月花(抄)』より)

42「立ちのぼるみなみの果に雲はあれどてる日くまなき頃の虚《おほぞら》」 ほとんど勇み足といってもいいくらいの読みをおこなっているという意味では、本書中でも印象深い文章の一つ。「この歌の南のはては焦熱地獄を聯想させ、雲は救済の豫兆とでもこじつ…


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