2019-07-27から1日間の記事一覧

『私の嫌いな探偵』東川篤哉(光文社文庫)★★★☆☆

「死に至る全力疾走の謎」★★★★☆ ――微かな振動と「ぶぎゃ」という声を感じて、朱美が黎明ビルの窓から顔を出すと、頭から血を流した男が大の字になって地面に倒れていた。ビルの壁には血の跡が。通行人によれば、男は全力疾走して自分から壁にぶつかったとい…


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