2021-01-18から1日間の記事一覧
京大時代の御手洗が登場する進々堂シリーズの長篇です。 数ある御手洗もの長篇のなかでもぶっちぎりの失敗作でした。 ぼくという語り手が透明すぎて存在感がなく、地の文でも心情をほとんど発することがないため、小説といよりも御手洗の台詞だけが書かれた…
京大時代の御手洗が登場する進々堂シリーズの長篇です。 数ある御手洗もの長篇のなかでもぶっちぎりの失敗作でした。 ぼくという語り手が透明すぎて存在感がなく、地の文でも心情をほとんど発することがないため、小説といよりも御手洗の台詞だけが書かれた…