『銃とチョコレート』乙一(講談社ミステリーランド)★★★★★

そういえば、子どものころ夢中で読んだ本は外国のものばかりだったかもしれない。ケストナー、アーサー・ランサム、ヴェルヌ、ホームズ、ルパン、トム・ソーヤー……。山中恒、あまんきみこ、松谷みよ子、今江祥智……日本の児童文学の多くはわくわくするという…

『ZOO2』乙一(集英社文庫)★★★☆☆

「血液を探せ!」★★☆☆☆ ――目覚時計がなってワシは目が覚めた。自分の手を見てぎょっとした。真っ赤だった。背中を怪我してるらしい。しかも体から生えてるのは……包丁のように見える。ところが主治医のヤブが輸血用の血液をなくしたとほざいておる。 津原泰三…

『ZOO1』乙一(集英社文庫)★★★★☆

単行本『ZOO』より、映画化された五篇をセレクトした文庫新編集版。映画は見たことがあったけれど、原作を読むのは初めて。比較的原作に忠実に映画化されていたようで、原作も映画通りだったという感想です。「カザリとヨーコ」★★★☆☆ ――わたしとカザリは…

『GOTH』乙一原作/大岩ケンヂ漫画(角川コミックス・エース)★★★★☆

乙一『GOTH』より、「リストカット事件」「暗黒系」「土」、「記憶」と「声」を「記憶」(前後編)として漫画化。「犬」はしょうがないでしょうなぁ。 普通の漫画だと、セリフ以外のモノローグって鬱陶しいだけなんだけれど、この漫画の場合はすらすら読…

『ZOO』(2005年,日本)★★★★☆

乙一の同名小説の映画化。原作は未読。「カザリとヨーコ」――カザリとヨーコは双子。母親はカザリばかりをかわいがり、ヨーコを虐待。母親の精神状態が台詞だけで説明されているためまったく説得力がないのが瑕瑾。短時間の作品では仕方ないか。それとも、ト…


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