◆「あの人の一冊」コーナーにＴＥＡＭ ＮＡＣＳのシゲさんが登場。『グイン・サーガ』を紹介してました。山本耕史は政治家の討論風景にも『ドラゴンボール』を見てしまうほどのフリークだとか。
△今月の特集は「片想い文庫」。
どうでもいいね。妄想恋愛もの企画にはかかせない（？）三浦しをん氏ショート・インタビューと、穂村弘と脳科学者の対談があるくらい。
★「ヒットの予感」には東野圭吾『夜明けの街で』、平山夢明『ミサイルマン』が登場。平山夢明のページが黒いのには笑った（＾＾）。
◆「―海外文学のあの名作―新訳・旧訳読み比べ！！。
『ロリータ』『ロング・グッドバイ』『モルグ街の殺人』について、江南亜美子・新元良一・大森望各氏が寄稿。佐々木直次郎訳は、古いとかどうとか以前に悪訳だよね。しまおまほ氏がゴーゴリ『鼻』の読み比べ漫画を寄稿。おお！ 鼻のビジュアルってこうなるのか。なるほどなー。こうしてみると顔にしか見えん。それから、古典新訳文庫『カラマーゾフの兄弟』訳者亀山郁夫氏インタビュー。
★第二特集「幽霊が残した闇夜からのことづて」
◆「怪談と日本人の文化を語る」京極夏彦×尾上菊之助
『真景累ヶ淵』の映画化『怪談』に合わせた対談。「和の雰囲気」「障子という約束事」「歌舞伎の型」「幽霊や妖怪という型」と話は続く。
◆「怪談と日本映画を語る」平山夢明×中田秀夫
「ゆめあき」って読むんだ。ずっと「むめい」かと思ってた（＾＾；。映画がほんとうに好きなんですねえ。どちらかといえば通好みの、画面がこうとかカメラがどうとかいう話ばかりなのに、そのことごとくを見てみたいと思わせてしまう。見どころ紹介のお手本のような紹介だねえ。
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