ふうん。大人気なんだそうです。
で、聴いてみたところ、ちょっと『下品』に感じました。一曲一曲は明るく元気でよろしいのですが、トータルで聴くと騒々しい印象なんです。なんでこういう“ウルサイ”アレンジにするかな。声の立ってる人なんだから、声と楽器音の両方とも際立たせちゃうと、声と楽器音が反発し合って耳障りなのに……。
MEGの声を主役にして聴かせるか(『room girl』とか)、MEGを完全に裏方に回してエレクトリックなサウンドにするか(『aquaberry』とか)、どちらかにしてほしかった――というのがシングル「甘い贅沢」の頃からの変わらぬ感想です。
M-05「dreamin dreamin」、M-06「OK」あたりはアルバムのなかでは比較的バランスもよくて聴きやすい。この2曲はおすすめ。
---------
『BEAM』MEG
amazon.co.jp で詳細を見る。