『S-Fマガジン』2008年11月号No.631【特集 宇宙SFの現在】

 今月号は宇宙SF特集。とはいえスペースオペラとかなら互いの共通点もあろうけれど、この四作を「宇宙SF」でくくるのは無理がある。

「グローリー」グレッグ・イーガン、「ヴェルザンディの環」イアン・マクドナルド、「ウルフ359なんか怖くない」ケン・マクラウド、「戦争と芸術」ナンシー・クレス
 

「My Favorite SF」(第35回)谷崎由依
 カルヴィーノ『見えない都市』

「SFまで100000光年 62 修復のモンダイ」水玉螢之丞

「The Restaurant」増田幹生《SF Magazine Gallary 第35回》
 

「SF BOOK SCOPE」林哲矢・千街晶之牧眞司長山靖生・他
M・ジョン・ハリスン『ライト』、ジーン・ウルフ『新しい太陽のウールス』、『文豪怪談傑作選 小川未明集 幽霊船』、テッフィ『魔女物語』、東雅夫『江戸東京怪談文学散歩』など。

「地球移動作戦」05 山本弘

『怨讐星域』09「閉塞の時代」梶尾真治
 ゴキの話。

「おまかせ!レスキュー Vol.125」横山えいじ

大森望のSF観光局」23 さようなら、限りなきSF大会の夏

「デッド・フューチャーRemix」(第75回)永瀬唯【第12章 ハイ・フロンティア】

「SF挿絵画家の系譜 32 坂入徳次郎大橋博之

「家・街・人の科学技術 23」米田裕「静脈認証装置(PalmSecure)」
 

「センス・オブ・リアリティ」
◆「地球一の大風呂敷」金子隆一
◆「心の危機管理能力」香山リカ
 

「食物の招喚」リン・ディン/柴田元幸(Food Conjuring,Linn Dinh)
 書物のなかで語られた素晴らしいご馳走についてあれこれ考えるのが、彼女には何よりの愉しみなのだ。その言葉がいかなるものを指しているのか、どんな味なのか、想像に頼るほかない場合の多々ある。
 好きだな、こういう架空ものというか想像力もの。
 

「人間廃業宣言」友成純一
 宮崎駿黒澤明
 

「乱視読者のSF短篇講義」若島正(第10回 トマス・M・ディッシュ「アジアの岸辺」)
 

「MAGAZINE REVIEW」〈アナログ〉誌《2008.4〜2008.7/8》東茅子
 

ガリヴァー旅行記樺山三英
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