『何もそこまで』ナンシー関(角川文庫)★★★★★

 久しぶりに読むナンシー関。発作的に購入してしまったが、久しぶりに読んでみると、意外と毒舌ではなかった。もっと悪意のあるような文章だった記憶だったんだけどな。ブログとかで毒舌なつもりのただの悪口に慣れてしまったせいかな。あと、駄目なもんは駄目と読んでるこっちもわかってきたせいもあるかな。駄目なもんを駄目と言われれば快哉を叫ぶのが当然というものだもの。

 俊ちゃんが『いいとも』レギュラーだったことあったんだっけ、とこれを読んで「へえ」とわけのわからん感慨に耽ってしまった。

  『何もそこまで』


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