『文藝』2009年春【特集・柴田元幸】

 高橋源一郎との対談、古川日出男との対談、岸本佐知子との対談、世界文学の冒頭だけたくさん翻訳、ヒレア・ベロック&エドワード・ゴーリー「子供のための教訓物語」、川上弘美ほか寄稿エッセイ、ノーマン・ロック『雪男たちの国』一部訳、翻訳書リスト、英米文学受容年表。

 古川日出男が対談で「小説ってクラシック音楽だったと思うんです。(中略)本当は十八歳ぐらいでナントカ・ソナタを聴いて、「すごい! 私もクラシックをやろう」ってやり出すのが正しい表現だと思うんです。それができなかったのがこれまでの近代小説」と述べていて、ほんと滅茶苦茶かっこいいなこの人は、と思いました。
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  『文藝』2009年02月号
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