鴻巣氏の翻訳がらみのエッセイ集。ということで読んでみたのですが、翻訳「小説」(史)についての話と「翻訳」そのものについての話が半々といったところです。
「翻訳」そのものについてもっと筆を割いてほしかったなァ。新書という性質上やむを得ないのだろうけど。
引用によって、明治大正翻訳の名調子が一部味わえるだけでもよしとしよう。
明治大正翻訳ワンダーランド
posted with 簡単リンクくん at 2005.11.22
鴻巣氏の翻訳がらみのエッセイ集。ということで読んでみたのですが、翻訳「小説」(史)についての話と「翻訳」そのものについての話が半々といったところです。
「翻訳」そのものについてもっと筆を割いてほしかったなァ。新書という性質上やむを得ないのだろうけど。
引用によって、明治大正翻訳の名調子が一部味わえるだけでもよしとしよう。