◆第一部完結記念テレプシコーラ大特集
★「ヒットの予感」は山田詠美『無銭優雅』、綿矢りさ『夢を与える』他。
山田詠美もついに42歳を主人公にするようになったか( ̄ー ̄)。
綿矢りさもいつの間にか大学を卒業したのか( ̄ー ̄)。
★「ダ・ヴィンチほりだし本」は宮崎哲弥・川端幹人『事件の真相!』他。
また面白そうな対談本が出ました。でも香山リカ・佐高信『チルドレンな日本』もまだ読んでないんだよな。時事ネタを読むなら早めにしなきゃね(;^_^A。
★「怪談界注目の新人、大集結!」
『幽』怪談文学賞受賞者×選考委員対談。新人賞系の作品ってあまり期待していないのだが、『幽』本誌の選考会を読むかぎりではけっこう面白そうな作品が多かったので、今春刊行予定の〈幽ブックス〉が楽しみです。
黒史郎×岩井志麻子、水沫流人×京極夏彦、宇佐美まこと×木原浩勝。高橋葉介・東雅夫選評も掲載。
◆『てのひら怪談』発売記念プチ怪談会
加門七海と執筆者の方たち三人の対談です。
◆『別ダ』
小栗左多里「ダーリンは外国人」、伊藤理佐「りさ’ずばー」他。「りさ’ずばー」に出てくる「ごーかな酔っぱらい」、ほんとに豪華だなあ(^^)。
◆「ダーリンの頭ン中」エスペラント 小栗左多里、トニー・ラズロ
これに合わせたわけでもないだろうが、青空文庫2月11日更新は二葉亭四迷「エスペラントの話」だった。
★「百年の誤読 舶来編」岡野宏文・豊崎由美
引き続き1900年代。ていうか「百年最後」って書いてある。今月が最終回? 登場作品はゴルデル『ソフィーの世界』、シュリンク『朗読者』、ディーヴァー『ボーン・コレクター』、マキューアン『アムステルダム』、クッツェー『恥辱』。
★「オン・ザ・ブリッジ」宮台真司
『鉄コン筋クリート』、『さくらん』、漫画原作の映画二本。あくまで宮台氏的にはだが、『鉄コン筋クリート』は傑作だそうなので一安心。観るのが楽しみ。
◆「太陽本がいっぱい」ばばかよ
山本勉『仏像のひみつ』
◆「シネマ・ダ・ヴィンチ」は『パフューム ある人殺しの物語』。
言うまでもなく『香水 ある人殺しの物語』の映画化です。アラン・リックマンとダスティン・ホフマンが出ているそうなのでそれが目当てで見たい。若手二人もイギリス出身の俳優なので期待できそう。
◆宮台氏による『さくらん』批判と同じ号に、『さくらん』脚本家のタナダユキ・インタビュー掲載。
★「絶対読んでトクする20冊」気になったのは江南亜美子氏紹介〈新・世界の神話シリーズ〉ペレーヴィン『恐怖の兜』、巽昌章氏紹介澁澤龍彦『快楽図書館』。
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