◆「今月のプラチナ本」は宮木あや子『花宵道中』[bk1・amazon]。
わたしは江戸に弱い(^^;。吉原の遊女の物語だそうである。R−15文学賞やら「少女マンガ的世界」やら「女子のための『涼宮ハルヒ』」やらが気になるところだが、「あなた本当に新人ですか?」なる評もあるのでちょいと期待。
◆「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中」
『ダ・ヴィンチ』ということで、「芥川賞・直木賞を廃止! 国民投票で選ぶ文学賞“直木川賞”を新設します!!」などと無理矢理本にこじつけておりますが、まあ無茶な提案です。大森望・阿刀田高・島田雅彦・阿川佐和子・豊崎由美・永江朗ほかが寄稿。
◆「ヒットの予感」は高田崇史『毒草師』、森見登美彦『新釈走れメロス』[bk1・amazon]など。森見登美彦はここにきていきなりブレイクしちゃったなぁ。
◆『逆転裁判4』を綾辻行人、有栖川有栖、乙一がプレイ!!
つーことで、DSソフト『逆転裁判4』[amazon(通常版)]をミステリ(?)作家3人が検証。
◆「和の色洒落色」おおたうに
今回は桜色。
◆「ダーリンの頭ン中」トニー・ラズロ&小栗左多里
月の名前について。英語といえば英語だが、今回はほとんど蘊蓄だ。
◆「北尾トロの人力検索エンジンBookgle」第7回ココロに響くマンガの言葉
たとえ居酒屋のトイレで見かけたとしても相田みつをなど黙殺するタイプとしては、いまいちピンとこないテーマでした。てゆうか、みつを+漫画ってすでに326がそうなんじゃないの?と思ったりしてた。
◆「あの人の書いた小説が読みたい!!」
ひさしぶりにまた『ダ・ヴィンチ』らしいミーハーな企画が再登場。なんで劇団ひとりが話題になったかっていうと、タレントが書いたにもかかわらず出来がよいのが珍しいからこそですよ。二匹目のどじょうなんてそうそういません。
◆「ミステリー・ダ・ヴィンチ」は理論社のミステリーYA。
同じジュヴナイル・ミステリー・レーベル〈ミステリーランド〉と比べると、あんまり魅力的な書き手がいないなぁ……。小川洋子・梶尾真治・松尾由美・若竹七海くらいかな。それも2008年以降の執筆予定だし。芦原すなお・真瀬もと・皆川博子もまあ気にはなるけども。
◆「幽 怪談之怪65」
『幽』怪談文学賞短編部門大賞受賞、宇佐美まことインタビュー。
◆「コミック・ダ・ヴィンチ」は手塚治虫0マガジン創刊。
浦沢直樹ほか。
◆「絶対読んでトクする20冊」は
巽昌章がレム『大失敗』、三浦天紗子がジュディ・バドニッツ『空中スキップ』などを紹介していた。
-------------