◆今月号の特集は、もうすぐ裁判員制度ということで【Shall we 裁判?】。北尾トロ大活躍だ。
秋田一恵弁護士と北野誠・辛酸なめ子・土屋礼央が、渡辺淳一『愛の流刑地』吉田修一『悪人』で描かれている事件を裁く誌上裁判が意外と面白い。あらすじだけ書き出すと、二作ともなんて馬鹿なストーリーなんだ……(^^;。
◆「あなたは原作『ゲド戦記』を読んだの?」
特集タイトルがいかにもミーハーな『ダ・ヴィンチ』。マイナーな作品とかならともかく、ふつうは原作ありきだろうに。
★「ヒットの予感」
桐野夏生『メタボラ』、三浦しをん『きみはポラリス』インタビュー。
◆「一青窈のふむふむのヒトトキ」一青窈×岡崎英生
一青窈が好きな上村一夫の漫画原作者ということです。
★「ダーリンの頭ン中」トニー・ラズロ&小栗左多里
今回はアルファベットの話。
◆「ケータイ小説ってどうなの?」
パーだ。。。テレビなんかでも合コンレベルのトーク番組とかが多くなるはずだよ。
◆「シネマ・ダ・ヴィンチ」
『ゾディアック』『イタリア的、恋愛マニュアル』。
◆「恩田陸書き下ろし戯曲『猫と針』に注目!」
恩田陸がキャラメルボックス用に戯曲を書き下ろしたそうです。
◆「第2回ダ・ヴィンチ文学賞/第1回幽怪談文学賞 授賞式レポート」
東編集長の幻妖ブックブログでも紹介されていたけれど、幽怪談文学賞の行灯型トロフィーがほんとすばらしいんだよなあ。ほしい。
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