30〜50巻代くらいまでの作品が、いちばん脂が乗っていたなあ。初期のものはちょっと濃すぎて一般受けはしづらそうだし(好きだけど)。100巻以降のものはもはやゴミだし。
人形の話では不必要かつマニアックに細部にこだわったり、両さんの無茶苦茶さが豪快に炸裂しているラリーの話とか月旅行の話だとか、こういうのが『こち亀』だよなあと思う。
一方で魔法使いの爺さんや神様みたいに、後のキャラ濫発に通ずるような作品もあってそこはヤダ。キツツキの話なんかは最近のバカキャラに通じるヒドさだし。
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『こち亀』第58巻
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