『カルーソーという悲劇』アンネ・シャプレ/平井吉夫訳(創元推理文庫)★★★☆☆

 『Caruso singt nicht mehr』Anne Chaplet,1997年。

 珍しいドイツ・ミステリってんで独特の味わいを期待してみたのだけれど、わりと普通のコージーっぽくてつまらんかった。初めからそういうのを期待して

 読めばまた違ったと思うのだけれど。

都会から小さな村に移り住んだ、元コピーライターのパウル・ブレーマー。周辺で頻発する馬殺しと放火。そんななか女性農場主アンネの夫が殺されて食肉用冷蔵室に吊り下げられて発見された。犯人はパウルが思いを寄せるアンネなのか? パウルと親友の女検事カレン、郡警察警部コジンスキーの個性派トリオが行き着いた悲劇的真相とは? ドイツ・ミステリ大賞受賞シリーズ第一弾。(裏表紙あらすじより)
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