『変愛小説集』出版記念の、川上弘美×岸本佐知子の対談が掲載されています。飲み友だちであるらしい。
川上さんがSFの話になると(文字だけ読んでも)目の色が変わったように感じられるのが何だか可笑しい(^^)。字面の感じでは二人ともいちばん盛り上がっているのが海の生物の話題だったりします。
岸本さんの言う、『外国映画俳優全集』を見て、配役をイメージして訳す、というのも面白そうだな。今度やってみよう(というかわたしのなかでは既にデュ・バリ夫人のイメージはマリリン・モンローなんだけどね。リシュリューは(元悪役俳優で水戸黄門の)西村晃だったりする)。
誰もが気になる、岸本エッセイの実話度は?という話題にも、川上さんが突っ込んでくれてます。「怖い」って言われてますが(^^;。
二人してルナール『にんじん』が怖い怖いと盛り上がってますが、岸本さん「好きだった」小説として挙げてるんですよね。そういう感覚がやはり不思議です。
『変愛小説集』出版記念なので、恋愛の話もあります。なぜか宇宙人視点でものを考えてます。
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『IN★POCKET』2008年7月号
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