「My Favorite SF(第46回)」長谷敏司
「神林長平特集」
「谷甲州特集」
「デッド・フューチャーRemix(84)」永瀬唯
「大森望の新SF観光局」8 テッド・チャン経由コリアSFレポート
テッド・チャン再来日時の茶話会の様子などがちょろっと紹介されてます。
「MAGAZINE REVIEW」〈F&SF〉誌《2009.3〜2009.4/5》香月祥宏
「SFまで100000光年 73 せめぎあい・味覚」水玉螢之丞
「SF Magazine Gallery II(4)」野川いずみ「熱い水」
「書評など」
◆映画『マーシャル博士の恐竜ランド』、『鏡花百物語』、国書刊行会『幕末明治 百物語』、島本和彦『アスカ@未来系』、うえお久光『紫色のクオリア』などが気になったところ。
「もっと元気にスイカ、トマト、怪談」椎名誠《復活!椎名誠のニュートラル・コーナー16》
今回は紀行でも科学でもなく、肝試し。
「雨ふりマージ(新連載『あたらしいもの』)」新城カズマ★★★★☆
――ママがリストラされ、ボクら一家は生身の人間をやめて、架空人になった――(袖コピーより)
2009年2月号掲載の「F&M月からN月までを(かろうじて)切り抜けながら」と同じく、過剰なまでに「現在」が織り込まれています。青臭っぽいところは好きではないけれど、SFでしか描けない今・現実を描くというのはかっこいい。とんがってるなあ。
「おまかせ!レスキュー Vol.136」横山えいじ
「ロシアSF小特集」
「ソ連SF」ではなく「ロシアSF」つまり「現代ロシアSF」でした。これにはびっくり。しかも敢えて古典的なハードSFっぽくないものを選んでいる節があります。できたら解説で紹介されていたウラジーミル・ポクロフスキイ「世界で最後の戦争」、レオニード・カガーノフ「ホムカ」、マリヤ・ガリナ「ダゴル」の方を読みたかった。
「クリエイター」オレグ・オフチンイコフ/合田直美訳(Креативщики,Олег Овчинников,2006)
――からだ。こっちもだ。せめて水か何かあれば、クリエイティブになれるのに。(袖コピーより)
「祝宴」アンドレイ・サロマトフ/宮風耕治訳(Праздник,Андрей Саломатов,1998)
――ウルーソフは、普段より早く仕事を終え、食事の支度を整えて……箱を開けた。(袖コピーより)
「サイバーカルチャートレンド(4)」大野典宏
「サはサイエンスのサ 174(新型インフルエンザについてあらためて考える)」鹿野司
「センス・オブ・リアリティ」
金子隆一「頭脳警察」/香山リカ「メディア時代だからこそ起きる興味・関心」
「Reader's Story」山田武博「自殺」
「野阿梓特集」
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『S-Fマガジン』2009年10月号
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