高野文子が挿し絵を描いている児童文学です。絵本ではありません。
シンプルな線の、一見すると杉田比呂美のような画風にちょっとびっくりしました。でもさすがに黒と白の使い方が上手くて、カバの影や柵の影やロッカーの影、おかあさんとおとうさんのコントラスト、真っ白なシロクマ。
表紙にはさまざまな動物が描かれているものの本文に描かれている動物はほとんどがカバだけなのですが、そのカバがかわええです。
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『動物園ものがたり』
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