『アバンチュリエ(3)』森田崇(講談社イブニングKC)、『大奥』(6)(7)よしながふみ(白泉社)、『シャーロッキアン!(3)』池田邦彦(双葉社アクションコミックス)、『さすらいエマノン』鶴田謙二(徳間書店リュウコミックス)、『花もて語れ』(4)片山ユキヲ(小学館BIG SPIRITS COMICS)、『銀の匙』(3)荒川弘(小学館サンデーコミックス)

 『アバンチュリエ』ではホームズ(もといショームズ)登場。そしてシリーズ短篇の代表作「赤い絹のショール」も。ルパンのケレンに意味がある「獄中のルパン」や本篇は好きな作品です。

 『大奥』は7巻に入ってようやく吉宗時代に戻ってきました。左京がこれまでの側室たちと比べると粒が小さいためか、江島生島事件は消化不良の気味。

 『シャーロッキアン!』は第3巻に入って、ホームズ蘊蓄よりも登場人物の感情に占める比重が大きくなりました。それはそれで漫画としては正しい在り方。

 『さすらいエマノン』は、以前に冒頭部分だけが大判サイズで出ていましたが、このたび全話収録にて再刊。原作は未読。兄が出てくる。ここでひょっこり兄が出てきたからには、続編も描いてくれるものと期待したい。

 朗読漫画『花もて語れ』第4巻で取り上げられたのは、芥川「トロッコ」。朗読の魅力を絵で表現するという、ミスマッチのようでいて実は効果的な手法が採られた漫画です。第1巻〜第2巻で描かれていた宮沢賢治「やまなし」は圧巻でした。

 『銀の匙』も兄登場。そして豚丼のけじめ。


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