『S-Fマガジン』2014年4月号No.697【「ベストSF2013」上位作家競作】

 あんまり好きなのがありませんでした。

「SF COMIC SHORT-SHORT」(4)岩岡ヒサエ

「環刑錮」酉島伝法

「否定」クリストファー・プリースト古沢嘉通(The Negation,Christopher Priest,1999)

「航空宇宙軍史 イシカリ平原」谷甲州

「遊星からの物体Xの回想」ピーター・ワッツ/嶋田洋一訳(The Things,Peter Watts,2010)
 

「書評など」
小野寺整『テキスト9』、月村了衛『機龍警察 未亡旅団』、ジーン・ウルフ『ピース』などのほか、『今夜は昨日の星が降る』の著者による新作『ヒトはイカにして滅んだのか?』柴谷けんが出ていました。

『エピローグ』〈プロローグ〉円城塔
 ――わたしの最初の恋人は、誰かの空想の産物だった。彼は、ラブストーリーを生業にするエージェントの家に生まれたからだ。わたしたちの物理宇宙はオーバー・チューリング・クリーチャーの侵攻によって物理的に陥落し、わたしたちにできたのは現実宇宙のスナップショットをデータとして待避されることだけだった。

 長篇連載開始。
 

「エンタメSF・ファンタジイの構造」(1)飯田一史
 

「『〔少女庭国〕』刊行記念 矢部嵩インタビュウ」
 

「ウナティ、毛玉の怪物と闘う」ローレン・ビュークス/鈴木潤(Unathi Battles the Black Hairball,Lauren Beukes,2013)

「スピアボーイ」草上仁

 


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