『少女ファイト』11、『第七女子会彷徨』7

少女ファイト』(11)日本橋ヨヲコ(イブニングKC)
 全日本の合宿に参加し、無力を感じる練。練の不在の間に、黒曜谷メンバーもそれぞれの練習に打ち込むのだった。

 表紙は真理のチームメイトで全日本メンバー・田上繭。第10巻の環の回想シーンからすると繭は憎まれキャラかと思っていたのですが、そんなこともなく、単にクールでかっこいい(ちょっと不思議な)お姉さんでした。(一瞬だけ)挫折する練の追い込まれる描写がすごいです。最初なにが起こったのかと思いました。
 

第七女子会彷徨』(7)つばな(RYU COMICS)
 鏡がワンテンポ遅れて映るという怪現象が全国で起こり始め、やがて一人一人に鏡のなかからきれいな玉が出てきた。次々と起こる異常気象、身体に触れられるようになった坪井さん……。

 セブンネットで四コマ絵はがき特典付きを購入。第7巻はシリアスな長篇ものでした。すでに『みかけの二重星』や『バベルの図書館』といったシリアス路線はありましたが、本書もそれらと同じく「もう一つの世界」ものとでも言うべきもので、それをレギュラーものでやりました。シリアスとはいってもギャグは随所にあり、終盤に入ってからの、てんぱってんだかマイペースなんだかわかりませんが、「マジまるメガネ」や着メロのくだりには大笑いしました。

   


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