「カブリート」R・A・ラファティ/松崎健司訳
「R・A・ラファティ・インタビュウ」インタビュアー:ダレル・シュヴァイツァー/橋本輝夫訳
「絶望とダック・レディ」マイクル・スワンウィック/牧眞司訳
「ラファティ書簡1919−1993」井上央
「ラファティ邦訳長篇レビュウ」
「知られざるラファティの長篇世界 未訳長篇総まくり」井上央
「行間からはみだすものを読む 邦訳全短篇紹介」坂永雄一
「ラファティ未訳オススメ短篇20選」松崎健司
「新世紀ラファティ結社」松崎健司
「乱視読者の小説千一夜 出張版(43)次の連載につづく」若島正
「ラファティのモノカタリ」山本雅浩
せっかくの特集ですが、わたしはラファティのよさがまったくわからないのです。。。
「書評など」
◆佐伯瑠伽『環八イレギュラーズ』 は、以前藤原編集室でも紹介されていました。岸本佐知子編『変愛小説集 日本作家編』は、タイトル通り。変愛小説集の第3弾。
◆上橋菜穂子の新作『鹿の王』(上・下)が出ました。桜庭一樹『ほんとうの花を見せにきた』は、「竹の吸血鬼一族」なるものが登場するらしく、なんじゃそりゃと気になります。
◆『両シチリア連隊』はミステリマガジンでも紹介されてましたが、アレクサンダー・レルネット=ホレーニアは、レオ・ペルッツの弟子か何かなのだとか。フリオ・コルタサル『八面体』。好きな作家だけれど、高い単行本を買おうかどうしようか迷っていたところ、「その技巧と幻想のピークに達したのはこのころだろう」との一文にガツンとやられました。ほかにも「「ビアンカの手」にも似た戦慄の愛/執着」なる紹介文もあり、やっぱり読みたいな……。
◆高野文子『ドミトリーともきんす』は待望の新作! ウェブ連載されていたものですね。
『エピローグ』(7)円城塔
「北米に羽ばたく日本SF――円城塔が、PKD賞特別賞に至るまで――」田辺青蛙
「近代日本奇想小説史[大正・昭和篇](17)日本名作登場前夜」横田順彌
「SFのある文学誌(36)「科学小説」登場――末広鉄腸の「未来」」長山靖生
「MAGAZINE REVIEW 〈インターゾーン〉誌 2014.5/6-2014.7/8」七瀬由惟
「PSYCHO-PASS LEGEND About a Girl(後篇)」吉上亮