『S-Fマガジン』2014年12月号No.705【R・A・ラファティ生誕100年記念特集】

「聖ポリアンダー祭前夜」R・A・ラファティ柳下毅一郎

「その曲しか吹けない」R・A・ラファティ山形浩生

「カブリート」R・A・ラファティ/松崎健司訳

「SFのかたち」R・A・ラファティ大森望

ラファティ・ラブ」浅倉久志古沢嘉通

「R・A・ラファティ・インタビュウ」インタビュアー:ダレル・シュヴァイツァー/橋本輝夫訳

「絶望とダック・レディ」マイクル・スワンウィック/牧眞司

ラファティ書簡1919−1993」井上央

ラファティ邦訳長篇レビュウ」

「知られざるラファティの長篇世界 未訳長篇総まくり」井上央

「行間からはみだすものを読む 邦訳全短篇紹介」坂永雄一

ラファティ未訳オススメ短篇20選」松崎健司

「新世紀ラファティ結社」松崎健司

「乱視読者の小説千一夜 出張版(43)次の連載につづく」若島正

「ホントは怖いラファティ柳下毅一郎

アーキペラゴ航海記」山形浩生

ラファティの終末感」牧眞司

ラファティのモノカタリ」山本雅浩
 せっかくの特集ですが、わたしはラファティのよさがまったくわからないのです。。。

「書評など」
佐伯瑠伽『環八イレギュラーズ』 は、以前藤原編集室でも紹介されていました。岸本佐知子編『変愛小説集 日本作家編』は、タイトル通り。変愛小説集の第3弾。

上橋菜穂子の新作『鹿の王』(上・下)が出ました。桜庭一樹『ほんとうの花を見せにきた』は、「竹の吸血鬼一族」なるものが登場するらしく、なんじゃそりゃと気になります。

『両シチリア連隊』はミステリマガジンでも紹介されてましたが、アレクサンダー・レルネット=ホレーニアは、レオ・ペルッツの弟子か何かなのだとか。フリオ・コルタサル『八面体』。好きな作家だけれど、高い単行本を買おうかどうしようか迷っていたところ、「その技巧と幻想のピークに達したのはこのころだろう」との一文にガツンとやられました。ほかにも「「ビアンカの手」にも似た戦慄の愛/執着」なる紹介文もあり、やっぱり読みたいな……。

高野文子『ドミトリーともきんす』は待望の新作! ウェブ連載されていたものですね。
 

『エピローグ』(7)円城塔

「北米に羽ばたく日本SF――円城塔が、PKD賞特別賞に至るまで――」田辺青蛙

「近代日本奇想小説史[大正・昭和篇](17)日本名作登場前夜」横田順彌

「SFのある文学誌(36)「科学小説」登場――末広鉄腸の「未来」」長山靖生

「MAGAZINE REVIEW 〈インターゾーン〉誌 2014.5/6-2014.7/8」七瀬由惟

PSYCHO-PASS LEGEND About a Girl(後篇)」吉上亮
 

 


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