『第七女子会彷徨』(8)つばな(徳間書店RYU COMICS)
第8巻。7巻に続いてギャグ要素はちょっと少なめで、世界って私って何なの?みたいな話が多かったです。まあ難しく考えなくても、高木さんの日常ってだいたいいつもこんな妄想タレ流しかも、って思います。そんな高木さんワールドが一つにまとまった表紙です。
「ある日 どこかで」に出てくるロシア語「Ну что же, пора.」「Пойдем, как условилсь.」「Я буду давать направление.」は、「さあ時間だ」「約束どおり来てもらおう」「道はわたしが示す」くらいの意味で、ストルガツキー兄弟『ストーカー』からの引用のようです。本書後半の話に出てくる、宇宙人が地球にゴミを捨てていくエピソードもそれらしい。
『るみちゃんの事象』(6)原克玄(小学館BIG COMICS)
るみちゃんムシャクシャ期が二回。むりやりむかつくことを思いついて自分で怒ってます。なほちゃんも登場。るみちゃんよりシュールなひとです。第1巻の存在しないものしりとりは面白かった。この巻では中盤あたりから、るみちゃんがくみちゃんに恋のアドバイスをする話がいくつか出てきました。絶対いたずらでメール送っているのに、色よい返事が返ってきたときのるみちゃんのドヤ顔(^^。