『ミステリーゾーン』34「夜の女豹」「世界が静止する日」
「夜の女豹」(Jess-Belle,1963.2.14,ep109)★★☆☆☆
――エリーとベンの結婚発表の夜。ベンのかつての恋人ジェス・ベルはひとり嫉妬を燃え上がらせていた。ジェスはただちに魔女と噂の女のもとを訪れ、媚薬を買って飲み干した。だがジェスは魔法によって12時過ぎに豹になる身体になってしまっていた。
第4シーズン。女豹という邦題そのままの話だと思っていたので、一件落着したかと思われたあとのポスターガイスト現象にはちょっとびっくりしました。
「世界が静止する日」(A Kind of A Stopwatch,1963.10.18,ep124)★★☆☆☆
――マクナルティは調子のいいことばかり口にしている中身のない人間だったので、誰からもうるさがられていた。使えないアイデアばかり出していたのでとうとう会社を馘首になった。酒場で出会った老人からストップウォッチをもらったところ……。
第5シーズン。久々(?)のコメディです。時間を止めることができるストップウォッチを、活用もせずにただ止めて遊んでいるだけのおバカさん。。。
『ミステリーゾーン』35「幻の宇宙船」「小さくしてくれ」
「幻の宇宙船」(Death Ship,1963.2.7,ep108)★★★★★
――人口過剰にあえぐ地球の人類のため、火星・木星間の軌道上を運行する遊星を調査に来た宇宙船。地表に何か見えたような気がしたため着陸した調査隊のロス大尉・メイスン少尉・マイク少尉は、自分たちのものとそっくりの宇宙船を発見する。
リチャード・マシスン原作・脚本。ジャック・クラグマンがロス大尉役、ロス・マーティンがメイスン少尉役。いいねえ。やっぱり人間ドラマは面白い。船内で見た自分たちの死体を見て、対立する大尉と少尉たち。愚直なまでに意固地を押し通す大尉の、押し通す理由がわかる瞬間が痛々しすぎて、胃がぎゅっとなりました。
「小さくしてくれ」(The Last Night of A Jockey,1963.10.25,ep125)★★★☆☆
――不正を働いたために競馬界から無期限出場停止処分を受けた騎手グレイディの頭のなかから、語りかけてくる声が聞こえ出した。願いを叶えてやる、というその声に、グレイディは「大きくなりたい。大男にしてくれ」と頼む。
チビであることに異様なコンプレックスを抱く男が滑稽です。このオチのための競馬ジョッキーという設定なわけですが。今の状況に気づいたときの取り乱し方を見ても、よこしまというよりはただ愚かなだけなのでしょう。ミステリー・ゾーンのなかでも有数の愚か者です。