『アフタヌーン』2016.2、つばな『ホブゴブリン』、『おおきく振りかぶって』26、『僕だけがいない街』7、『げんしけん』19

アフタヌーン』2016年2月号(講談社
「ハコニワ☆パイカ」亜画々屋ぺらも
 四季賞出身者の読み切り。両親が離婚してから、少女はぬいぐるみを食べるようになってしまった。長じて、母が死に、腹違いの妹を引き取ることになった。妹は「ネジジャタ」と名乗り、非常識な言動を繰り返した。心に病を抱えた人を描いている、というよりも、作者自身が病んでるみたいで受けつけませんでした。

『ホブゴブリン』つばな(幻冬舎バーズコミックス)
 SF(すこしフシギ)の印象の強い著者が、魔女や妖精の出てくる本格派ファンタジーに挑戦?……大食らいの魔女とボケボケ妖精の日常を描いた短篇から、行方不明のお姫様をめぐる謎解き冒険ものになりますが、ちょっとゆるゆるふわふわすぎでした。

おおきく振りかぶって』(26)ひぐちアサ講談社アフタヌーンコミックス)
 千朶戦後半です。なすすべもなく……でしょうか。「榛名よりよっぽど/スゲー」ピッチャーとの対戦は、榛名ファンの三橋にとっては殻を破るチャンスですね。それにしても千朶のキャッチャー谷嶋が西浦に惚れ込んじゃってます。

僕だけがいない街』(7)三部けい(角川コミックスエース)
 この時系列では出会っていない愛梨との、運命的な出会いで終わった前巻でしたが、悟には衝撃が大きすぎたようでした。けれど悟(の潜在下)と読者にとっては衝撃でも、今の愛梨にとってはただの偶然でしかありません。そして当然出てきますよね、あの人が……。

げんしけん 二代目』(19)木尾士目講談社アフタヌーンコミックス)
 クッチー卒業旅行の続きです。酔ったクッチーを斑目と波戸が送っていくことに。当然(?)ハプニングが。翌日は吉武発案による斑目ハーレムのデート企画で、まずはアンジェラ、恵子が斑目と観光デート。依然として斑目先輩が主役なのです。

      


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