『アフタヌーン』2016年2月号(講談社)
「ハコニワ☆パイカ」亜画々屋ぺらも
四季賞出身者の読み切り。両親が離婚してから、少女はぬいぐるみを食べるようになってしまった。長じて、母が死に、腹違いの妹を引き取ることになった。妹は「ネジジャタ」と名乗り、非常識な言動を繰り返した。心に病を抱えた人を描いている、というよりも、作者自身が病んでるみたいで受けつけませんでした。
『ホブゴブリン』つばな(幻冬舎バーズコミックス)
SF(すこしフシギ)の印象の強い著者が、魔女や妖精の出てくる本格派ファンタジーに挑戦?……大食らいの魔女とボケボケ妖精の日常を描いた短篇から、行方不明のお姫様をめぐる謎解き冒険ものになりますが、ちょっとゆるゆるふわふわすぎでした。
『おおきく振りかぶって』(26)ひぐちアサ(講談社アフタヌーンコミックス)
千朶戦後半です。なすすべもなく……でしょうか。「榛名よりよっぽど/スゲー」ピッチャーとの対戦は、榛名ファンの三橋にとっては殻を破るチャンスですね。それにしても千朶のキャッチャー谷嶋が西浦に惚れ込んじゃってます。
『僕だけがいない街』(7)三部けい(角川コミックスエース)
この時系列では出会っていない愛梨との、運命的な出会いで終わった前巻でしたが、悟には衝撃が大きすぎたようでした。けれど悟(の潜在下)と読者にとっては衝撃でも、今の愛梨にとってはただの偶然でしかありません。そして当然出てきますよね、あの人が……。
『げんしけん 二代目』(19)木尾士目(講談社アフタヌーンコミックス)
クッチー卒業旅行の続きです。酔ったクッチーを斑目と波戸が送っていくことに。当然(?)ハプニングが。翌日は吉武発案による斑目ハーレムのデート企画で、まずはアンジェラ、恵子が斑目と観光デート。依然として斑目先輩が主役なのです。