『ハコヅメ』9、『インハンド』2、『バードン』1、『大奥』17

『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』(9)泰三子(講談社モーニングKC)
 桃木部長の仕事姿って初めてかも。この代はやっぱりお肉が報酬のようです。初めのころは真面目でボケボケの川合でしたが、数巻前からだんだん調子に乗ってきていて、この巻でも「実は今 少女マンガすごく読んでて 私の恋愛偏差値上昇中なんですよ」という迷言が。
 

『インハンド』(2)朱戸アオ(講談社イブニングKC)
 マラソンランナードーピングの続き。「強い心です」。これ自体は名言なのにそう思うに至った経緯が間違っているせいで、いっそう心に響きます。後半は連続自殺事件の途中まで。
 

バードン』(1)オノ・ナツメスクウェア・エニックス ビッグガンガンコミックス)
 『ACCA』の首都バードンが舞台です。賭け事が盛んな地区ヤッカラの前科者4人が再出発のためバードンでタバコ屋を始めるという話。『さらい屋五葉』も犯罪者の話だったし、かっこいい悪人を描くのが上手です。
 

『大奥』(17)よしながふみ白泉社ヤングアニマルコミックス)
 十四代将軍家茂のつづき。将軍と大奥が主人公だから当たり前ですが、朝廷側のバカっぷりゴミっぷりと慶喜の悪人ぶりが際立ちます。
 

     


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