『ナイトランド・クォータリー』vol.19【架空幻想都市】

 1年ごとの定期購読を継続していた『ナイトランド』ですが、編集長も変わって新体制になり、いよいよわたしの好みとは離れて来てしまいました。もともとクトゥルー色が強かったので趣味に合わないものも多く、新紹介作家のなかから思わぬ拾いものに遭遇するのが楽しみだったのですが、本号に関しては垂野創一郎インタビューくらいしか見るべきものがないという現状でした。

「梵寿綱インタビュー」
 独りよがり。

垂野創一郎インタビュー」

カルカッソンヌロード・ダンセイニ/和爾桃子訳

カルカッソンヌウィリアム・フォークナー岡和田晃

「ヴィリコニウムの騎士」M・ジョン・ハリスン/大和田始

「青碧の都」フランク・オーウェン/渡辺健一郎訳

「いかにしてアドラズーンの都は審判の日を迎えたのか」リン・カーター/岡和田晃

「暗夜庭苑」マーク・サミュエルズ/徳岡正肇訳

「罅穴と夜想曲」ウィリアム・ミークル/待兼音二郎

「そして彼女の眼の中で、都市は水没し」カイラ・リー・ウォード/大和田始
 昨年度ブラム・ストーカー賞候補作。
 

  


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