『スインギンドラゴンタイガーブギ』4、『BADON』4、『ハコヅメ』17&別章アンボックス

『スインギンドラゴンタイガーブギ』4、『BADON』4、『ハコヅメ』17&別章アンボックス

『スインギンドラゴンタイガーブギ』(4)灰田高鴻(講談社モーニングKC)
 さすがにレコードジャケットを模したデザインはネタ切れのようです。その代わり――というわけではないでしょうが、作中に登場する曲や当時の日本で流行っていたであろう曲を集めたコンピレーションCD『ウィズ・スインギンドラゴンタイガーブギ』が発売されました。
 

『BADON バードン』(4)オノ・ナツメ(スクエア・エニックス ビッグガンガンコミックス)
 朝市の女の子ふたりは誰かと思ったら、ハチクマの店員でした。この巻ではリリーにスポットが当てられています。となると次は順番からいってラズのエピソードが描かれるのでしょうか。煙草屋のメンバーはこれまでも麻薬や殺人事件に巻き込まれて来ましたが、今回は誘拐事件。巻き込まれるのがリリーだとやはり緊迫感が違います。それにしてもハートはなかなか組織と縁を切れません。

『ハコヅメ』(17)泰三子(講談社モーニングKC)
 似顔絵の才能があるとはいえ基本的にぼんくらだった川合の、有能な将来がカラーで約束された回でした(紙版コミックスでは白黒)。そんな川合の天然に影響されて、如月部長がこじらせちゃってます。
 

『ハコヅメ別章 アンボックス』泰三子(講談社モーニングKC)

 カナが「最悪の裏切り」を選ぶに至ってしまうのは西川係長の不在による負担増も大きいので、捜査中に不在なのはともかくとして、事件後はそのまま退場せずに復帰してもよかったのにとはじめは思ったのですが、読み返してみると、カナも西川係長も「こんな仕事」の犠牲になったという事実のためには必要な退場なのだろうと思い直しました。
 

 [amazon で見る]
 スインギンドラゴンタイガーブギ 4 BADON 4 ハコヅメ 17 ハコヅメ アンボックス


防犯カメラ