MEGのサードアルバムが出ました。今回はレーベルも自主レーベルじゃないし、MEG作曲が一曲もないし、作詞も二曲だけだし、何か完全に別物という感じです。
ブログを覗いてみると、i-depファンの人が、これはまるきりi-depの新譜だと思ってもいい、なる趣旨のことを書いていたので、そういうことなんでしょうね……。
全面プロデュースだけに、セカンドよりは完成度は高いと思う。あとは好き嫌いの問題でせう。
ファーストってけっこう評判よかったと思うんだけど、完全にマニア受けだったのかなあ。これはもうミュージシャンMEGのファン向けというよりも、モデルMEGのファンに向けたアルバムです。たぶんおされなMEGファンのおされな女の子は、こういうのが好きなのでしょう。
ファーストのMEGをなかったことにすればまあこれはこれでよいとは思うのだけれど。。。
というか初めっからクラブ・ミュージックでデビューしていたなら、たぶん何の問題もない名盤なのかもしらん。ファーストから今回という流れは、何というかもうほとんどアイドルから演歌に転身した長山洋子みたいなあり得ない身替わり。長山洋子の場合はもともと演歌が好きだったのがたまたまアイドルでデビューしちゃったんだろうけれどなぁ。
「傘としずく」や「ルームガール」からこうなるかい……。
８曲のなかではM-2「And then．．．」がＳＦチックで好きかな。これはかなり好きだ。M-6「Moon Light」M-7「Letter」は惜しい。これがMEGの生の声で作ってない歌い方だったらよかったのに。
まあ位置づけはミニアルバムということなので、ボーナスみたいなもんだと捉えて、次作のフルアルバムに期待です。
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