『スインギンドラゴンタイガーブギ』3、「チェンジエンド」三都慎司、「分身の理由」つばな

『スインギンドラゴンタイガーブギ』3 灰田高鴻(講談社MORNING KC) もともとはお姉ちゃんの相手をさがしに来ていたとらでしたが、スターを目指すことに。 「チェンジエンド」三都慎司(『ヤングジャンプ増刊 バトル2』) ――経済的事情で卓球の夢を諦める…

『ブランクスペース』(1)熊倉献(小学館ヒーローズコミックス)★★★★★

『春と盆暗』『生花甘いかしょっぱいか』で冴えない男子とS・F少女の恋愛(未満)を描いてきた熊倉献、最新作です。 同級生の男子に失恋した狛江ショーコは雨に降られて帰るなか、同級生の片桐スイが見えない傘をさしているのを見てしまいます。スイが頭の…

『怪盗ルパン伝 アバンチュリエ 奇巌城』(3)~(5)森田崇(小学館クリエイティブ ヒーローズ・コミックス)★★★★☆

奇巌城。原作を何度読んでも面白さがわからなかったのですが、もう一度チャレンジしました。 結構面白かったです。 初期ボートルレのこまっしゃくれたところには目をつぶりました。ボートルレへの脅迫と殺人未遂は部下の勇み足ということでいいでしょう。中…

『鬼滅の刃』23、「ハコヅメ143」&表紙&著者インタビュー

『鬼滅の刃』(23)吾峠呼世晴(集英社ジャンプ・コミックス) 最終巻。バトル描写で魅せる漫画ではないのに、全員が協力して代わる代わる休むことなく攻撃を続けて最後まで突っ切ったのが爽快でした。本当の意味で全員でボスを倒す漫画って意外と少ないよう…

『ハコヅメ』15、『BADON』3、『スインギンドラゴンタイガーブギ』2、「手指の鬼」鏡ハルカ(『アフタヌーン』2021年1月号)

『ハコヅメ』(15)泰三子(講談社MORNING KC) 「奥岡島事件の恩賞」シリーズ完結。巻頭の第125話で「恩賞」の意味が明らかになりました。完結回第129話でも明らかな通りこのシリーズは源父子の話でした。第14巻第123話、塩谷の顔や性格や台詞「俺は自分が…

『リボーンの棋士』7、『ハコヅメ』14

『リボーンの棋士』(7)鍋倉夫(小学館ビッグスピリッツコミックス) 最終巻。ふたたびの挫折(?)と復活。すっかり影が薄くなってしまったあの人からのひとことに背中を押されるというのも、独りじゃない感じがしてよかったです。全体を通して元気をもら…

『スインギンドラゴンタイガーブギ』1、『スキップとローファー』4 ★★★★★

『スインギンドラゴンタイガーブギ』1 灰田高鴻(講談社 MORNING KC) ――昭和26年。十代の少女「とら」は、6年前に疎開先の福井で姉・依音子がベーシストと過ごしているのを見てベースの魅力に打たれた。だが依音子は川で溺れ心神を喪失し、ベーシスト・オ…

『インハンド』04、『Q.E.D. iff』16

『インハンド』04 朱戸アオ(講談社イブニングKC) 「プシュケーの翅」の続きと「デメテルの糸」全篇です。 恵良(内調の牧野さんと一緒にいる黒服黒眼鏡)の友人・国際テロリズム対策課の米谷が死んだ。部屋に実験設備があったことからテロリストとの内通…

『アルマ』3、『ハコヅメ』13、『ビューティフル・エブリデイ』2

『アルマ』3 三都慎司(集英社ヤングジャンプコミックス) いよいよアルマに乗り込んだレイ、ルキアナたちと、共闘する甲《ジア》、迎え撃つギジンたち。死を目前にしてアルマに接続した甲のシンイェンが見たデータによれば、アルマはかつて札幌の科学者が死…

『惑星クローゼット』4、『ハコヅメ』12

『惑星クローゼット』(4)つばな(幻冬舎バーズコミックス) 最終巻。クローゼットといえばナルニア国、というわけで漠然と「別の惑星と行き来できる出入口」くらいの意味だと思っていたのですが、ここに来てしっかりクローゼットを描いてきました。意思を…

『銀の匙』15、『スキップとローファー』3、「ファイアバグ」広田凪、『おとなになっても』2、『アルマ』2、『インハンド』3、『BADON』3、「目をあけてねれるよ」佐倉旬

『銀の匙』(15)荒川弘(小学館少年サンデーコミックス) 最終巻。あとがき漫画によれば、もともと高校編のみの予定だったそうです。駒場とも再会し、会社も前に進み、後輩にもたすきを渡せて、まずはきれいに終わったと思います。もっと読みたかったけれど…

『ハコヅメ』11、『尾かしら付き』3

『ハコヅメ』(11)泰三子(講談社モーニングKC) おお、なんだか刑事ドラマっぽい表紙です(^ ^。宮原部長ってそんなに年上だったんだということと、その89とも関連のあるその90「未来はボスゴリラ」。リアクションボケの多い川合が冒頭で自分からぶっこ…

「ポーターズ」桐山古舟、『一日三食絶対食べたい』3

『good!アフタヌーン』2020年02月号(講談社) 「亜人」75「未知への飛翔」桜井画門 オグラ博士の想像する亜人誕生の瞬間。いずれ佐藤の倒し方に関わってくるのだと思うのですが……。「デーリィズ」8「にゆごこうざ」めごちも 「そうめん」「王家」「父娘の…

「政略結婚したくない!」、『リボーンの棋士』5、『アルマ』1、『金剛寺さんは面倒臭い』5、『ドラえもん』0

『アフタヌーン』2020年2月号(講談社)「おおきく振りかぶって」159「はじまりの冬3」ひぐちアサ 母校やかつて在籍していた少年野球チームにスカウトに。こういうのはほかのスポーツ漫画では描かれないので新鮮に感じつつ、高校生に何やらせてんだよと思う…

「凡天」倫の助、「さよなら、ホームラン」松田中大地(『good!アフタヌーン』2020年1月号)、「ハコヅメ出向編」(『警察公論』2020年01月号)

『good!アフタヌーン』2020年1月号(講談社)「亜人」74.5「フラッド2」桜井画門 今回はあまり話に進展がありません。 「さよなら、ホームラン」松田中大地 ――怪我をした野球選手ウオズミは、行方不明になった幼なじみの投手トリカイのことを案じながら、…

「どク」中田祐樹、『ハコヅメ』10、「青頭巾」相田裕

『アフタヌーン』2020年1月号(講談社) 「おおきく振りかぶって」158「はじまりの冬 2」ひぐちアサ ふたたび理論編。連載だと試合は流れがぶつ切れてしまうので、理論編の方が面白く感じます。 「ヴィンランド・サガ」167「西方航路1」幸村誠 ようやくタ…

『シャーロッキアン!』1~4 池田邦彦(双葉社ACTION COMICS)

家の整理をしていたら出てきたので久しぶりに読み返しました。 シャーロッキアンの大学教授・車路久と女子大生・原田愛里がホームズにまつわる事件を通して、人の心の機微に触れ、ホームズ物語の謎や周りの人たちの悩みを解決してゆくストーリー。 以前に読…

『おとなになっても』(1)志村貴子、『レディ&オールドマン』(8)オノ・ナツメ、「獅子狩り」稲見独楽、『アルマ』三都慎司(ヤングジャンプ 44号)

『おとなになっても』(1)志村貴子(講談社KC Kiss) 志村貴子の新作。とつぜん女同士の恋愛に目覚めてしまって旦那も巻き込んで相手にも旦那にも迷惑をかける天然で肉食な人妻・綾乃と、意外と純粋な朱里の物語。 『レディ&オールドマン』(8)オノ・ナツ…

『ヤオチノ乱』(3)、番外編「あちらの世界」泉仁優一、「くじらの背中」藤田直樹、『ULTRAMAN 公式アンソロジー』園田俊樹他

『ヤオチノ乱』(3)泉仁優一(講談社コミックDAYSコミックス) いつの間にか第3巻が出ていました。しかも連載が終了していました。最終巻です。いい漫画なんですけどね。 第1巻、第2巻では、主人公コンビが一流の忍びとして認められるべく、チーム対…

『ハコヅメ』9、『インハンド』2、『バードン』1、『大奥』17

『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』(9)泰三子(講談社モーニングKC) 桃木部長の仕事姿って初めてかも。この代はやっぱりお肉が報酬のようです。初めのころは真面目でボケボケの川合でしたが、数巻前からだんだん調子に乗ってきていて、この巻でも「実は今 …

「NARROW WORLD」澤和佳、「ワールドエンドの童」平ショウジ、『リボーンの棋士』4

『good!アフタヌーン』2019年10月号(講談社)「亜人」72「限界」桜井画門 立ち去った佐藤に、這い上がってきたカイ。予想もつかない展開が待ち受けていました。「ワールドエンドの童」平ショウジ ――「だるいなあ、生きてくの。缶詰飽きたな、一年以上食べ…

『週刊文春WOMAN』vol.3 2019夏号(志村貴子インタビュー)

「いま百合マンガが面白い!」特集の一環として志村貴子インタビュー掲載。女性同士の関係が気になるようになったきっかけ作品や、現在連載中の『おとなになっても』について答えています。あまりつっこんだ感じの話はありませんでした。「岡村靖幸 幸福への…

「メンタルリリーブズAI」夜鳥よう、『一日三食絶対食べたい』2

『good!アフタヌーン』2019年9月号(講談社)「ON AIR'S」01「チョコとモカ」嘉村田逸名 四季賞出身者の新連載。「捨身-Photographs-」の人です。父親が入院していて妹と貧乏暮らしをしている女子高校生が、お小遣い稼ぎにライブ・アプリに挑戦したことで、…

「雨の乙女」、『ハコヅメ』8、『スキップとローファー』2、『金剛寺さんは面倒臭い』4、『おおきく振りかぶって』31

『アフタヌーン』2019年9月号(講談社)「天国大魔境」18「不滅教団」石黒正数 教団に近づいてきました。「おおきく振りかぶって」155「ランチ 2」ひぐちアサ 崎玉とのランチの続き。また新たな目標ができました。「ヴィンランド・サガ」163「シグやんとハ…

『となりに』basso(茜新社 EDGE COMICS)

オノ・ナツメのBL名義の新作です。志村貴子のBLは脳内で男女に置き換えようとしても気持ち悪くて読めないのだけれど、basso作品の場合はすんなり読めました。ベッドシーンのある志村作品に対し、basso作品の場合はオノ・ナツメ名義でも基本的にベッドシ…

『この恋はこれ以上綺麗にならない。』(1)舞城王太郎原作/百々瀬新漫画(集英社JUMP COMICS PLUS)

舞城王太郎の新作は漫画原作。潔癖症の小学生の女の子が殺し屋と出会い、片や“掃除屋”として、片や“君を護りに”交流が始まるという、もともと舞城作品には漫画みたいなところがあるのに、漫画にしてしまうと思ったより地味というか、漫画のなかに混じるとと…

『尾かしら付き。』2 佐原ミズ(徳間書店 ZENON COMICS)

衝撃的な第1巻のラストに続き、2巻も衝撃的な終わり方でした。純粋な人たちの恋愛ものの名手という印象でしたが、こんなにギャグセンスと引きの上手い人だったとは。てか、グレたわけではなくひねくれただけだったんですね。

「九谷京の不可避な事情」神木啓、「スイカ」森とんかつ、『夢で見たあの子のために』4、『あさひなぐ』30

『good!アフタヌーン』2019年7月号(講談社)「亜人」69「海斗」桜井画門 佐藤との対決はちょっとお休みして、海斗と永井のむかしの話でした。「ぐらんぶる」53「収録現場」井上堅二・吉岡公威「ギャルゲーの達人にごまかしは利かない」のあおりに笑いまし…

「荻野」『アフタヌーン』2019.07、ハコヅメ7、レディ&オールドマン7

『アフタヌーン』2019年7月号(講談社)「無限の住人~幕末ノ章~」滝川廉治原作/陶延リュウ漫画/沙村広明協力 ――アメリカから日本に戻ってきた万次。「今度は人の命を護ってみてはどうじゃ」という坂本龍馬の言葉に動かされ、京を訪れた万次は、新撰組と…

『ヤオチノ乱』2、熊倉献『生花甘いかしょっぱいか』「盤上兄弟」

『ヤオチノ乱』2 泉仁優一(講談社) 2巻はkindle版のみ。そりゃ宣伝もしていないのだから紙媒体が売れるわけもない。四季賞出身とはいえ四季賞準入選作「無常の霧音」は本誌には載らず、掲載は講談社漫画誌サイトの「モアイ」のみ。2巻の発売もたまたま…


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