『ハコヅメ』(15)泰三子(講談社MORNING KC) 「奥岡島事件の恩賞」シリーズ完結。巻頭の第125話で「恩賞」の意味が明らかになりました。完結回第129話でも明らかな通りこのシリーズは源父子の話でした。第14巻第123話、塩谷の顔や性格や台詞「俺は自分が…
『銀の匙』(15)荒川弘(小学館少年サンデーコミックス) 最終巻。あとがき漫画によれば、もともと高校編のみの予定だったそうです。駒場とも再会し、会社も前に進み、後輩にもたすきを渡せて、まずはきれいに終わったと思います。もっと読みたかったけれど…
『good!アフタヌーン』2020年02月号(講談社) 「亜人」75「未知への飛翔」桜井画門 オグラ博士の想像する亜人誕生の瞬間。いずれ佐藤の倒し方に関わってくるのだと思うのですが……。「デーリィズ」8「にゆごこうざ」めごちも 「そうめん」「王家」「父娘の…
『アフタヌーン』2020年2月号(講談社)「おおきく振りかぶって」159「はじまりの冬3」ひぐちアサ 母校やかつて在籍していた少年野球チームにスカウトに。こういうのはほかのスポーツ漫画では描かれないので新鮮に感じつつ、高校生に何やらせてんだよと思う…
『good!アフタヌーン』2020年1月号(講談社)「亜人」74.5「フラッド2」桜井画門 今回はあまり話に進展がありません。 「さよなら、ホームラン」松田中大地 ――怪我をした野球選手ウオズミは、行方不明になった幼なじみの投手トリカイのことを案じながら、…
『アフタヌーン』2020年1月号(講談社) 「おおきく振りかぶって」158「はじまりの冬 2」ひぐちアサ ふたたび理論編。連載だと試合は流れがぶつ切れてしまうので、理論編の方が面白く感じます。 「ヴィンランド・サガ」167「西方航路1」幸村誠 ようやくタ…
『good!アフタヌーン』2019年12月号(講談社)「亜人」74「フラッド」 オグラ博士、久々の登場。暴走IBMが人を襲い始めます。 「ルナティック・パレス」安居 ――教師の久瀬桐子はすぐにいらいらしてしまう。そのヒステリーぶりにクラスメイトはドン引きだ…
『おとなになっても』(1)志村貴子(講談社KC Kiss) 志村貴子の新作。とつぜん女同士の恋愛に目覚めてしまって旦那も巻き込んで相手にも旦那にも迷惑をかける天然で肉食な人妻・綾乃と、意外と純粋な朱里の物語。 『レディ&オールドマン』(8)オノ・ナツ…
『ヤオチノ乱』(3)泉仁優一(講談社コミックDAYSコミックス) いつの間にか第3巻が出ていました。しかも連載が終了していました。最終巻です。いい漫画なんですけどね。 第1巻、第2巻では、主人公コンビが一流の忍びとして認められるべく、チーム対…
『good!アフタヌーン』2019年10月号(講談社)「亜人」72「限界」桜井画門 立ち去った佐藤に、這い上がってきたカイ。予想もつかない展開が待ち受けていました。「ワールドエンドの童」平ショウジ ――「だるいなあ、生きてくの。缶詰飽きたな、一年以上食べ…
『good!アフタヌーン』2019年9月号(講談社)「ON AIR'S」01「チョコとモカ」嘉村田逸名 四季賞出身者の新連載。「捨身-Photographs-」の人です。父親が入院していて妹と貧乏暮らしをしている女子高校生が、お小遣い稼ぎにライブ・アプリに挑戦したことで、…
『アフタヌーン』2019年9月号(講談社)「天国大魔境」18「不滅教団」石黒正数 教団に近づいてきました。「おおきく振りかぶって」155「ランチ 2」ひぐちアサ 崎玉とのランチの続き。また新たな目標ができました。「ヴィンランド・サガ」163「シグやんとハ…
『good!アフタヌーン』2019年7月号(講談社)「亜人」69「海斗」桜井画門 佐藤との対決はちょっとお休みして、海斗と永井のむかしの話でした。「ぐらんぶる」53「収録現場」井上堅二・吉岡公威「ギャルゲーの達人にごまかしは利かない」のあおりに笑いまし…
『アフタヌーン』2019年7月号(講談社)「無限の住人~幕末ノ章~」滝川廉治原作/陶延リュウ漫画/沙村広明協力 ――アメリカから日本に戻ってきた万次。「今度は人の命を護ってみてはどうじゃ」という坂本龍馬の言葉に動かされ、京を訪れた万次は、新撰組と…
『good!アフタヌーン』2019年6月号(講談社)「亜人」68「破算」桜井画門 ついに佐藤の腕を狭い空間に放り込むことができましたが……。あのままで終わるはずがないとは思っていましたが、ここで「佐藤の性格」が出てくるとは予想できませんでした。 「狐の嫁…
『アフタヌーン』2019年6月号(講談社)「ぷ~ねこ」北道正幸 15周年突破&7巻発売記念の巻頭カラー。「風助をさがせ」。絵のどこかに風助&アフタヌーン掲載作品15作が隠されているそうです。1作品だけわかりません。「おおきく振りかぶって」153「4…
『good!アフタヌーン』2019年5月号(講談社)「亜人」67「勝利」 佐藤の腕奪取作戦。タイトルこそ「勝利」ですが、さすがにこのままあっさり終わるとは思えません。 「ブレインライフ」辻井通記 ――仲里紀一・沙樹夫妻は貧乏だけどおしどり夫婦。だが子ども…
『good!アフタヌーン』2019年4月号(講談社)「亜人」66.5「デッドヒート2」桜井画門 高橋&ゲンと対亜特、決着。 「わたしが強くしたい神(番外編)」厘のミキ「屍の花嫁」カミヲシュウジ ――妻を娶ることができずに死んだ男に花嫁を捧げる伝統が残ってい…
『good!アフタヌーン』2019年3月号(講談社) 「亜人」66「デッドヒート」桜井画門 佐藤の腕を狙う対亜特VS高橋&ゲンの銃撃戦。今さらになって意外な事実が判明します。強い感情を向けてIBMが人にも見えるようになったことが、どちらにどう作用するか…
『アフタヌーン』2019年3月号(講談社)「ワンダンス」01「湾田さんのダンス」珈琲 ――吃音症の小谷花木(カボ)は周りに流されるようにバスケ部に入ろうと思っていた。ふと見かけた美少女がダンスをしているのを見て虜になってしまう。 新連載。これまでの作…
『リボーンの棋士』(2)鍋倉夫(小学館ビッグスピリッツコミックス) 強くなるため、プロ棋士の研究会に参加する安住と土屋。森さんの一言から、安住は新しい戦法を模索します。常に前向きだから読んでいて気持ちがいい。登場人物も増えて、それぞれの立場…
『good!アフタヌーン』2019年1月号(講談社)「亜人」64「彼」桜井画門 対亜、海斗、真鍋、と来ていよいよ戸崎が描かれます。曽我部との取っ組み合いの結果から戸崎のその後の予想はある程度ついていましたが、こんなに静かなものになるとは。戸崎には戸崎…
『good!アフタヌーン』2018年12月号『純潔のマリア』「アルテミス プリアポス」石川雅之 10周年記念読み切り。先月号の広告に載っていた「ベルナール ジルベール」という予告はウソ予告だったようで、実際にはアルテミスとプリアポスの出会いやその後の話で…
『アフタヌーン』2018年12月号(講談社) 『青野くん〜』の推薦文をなぜか綾辻行人が……。『猫が西向きゃ』05「The tail is in a mirror」漆原友紀 鏡の中に写った世界の鏡に写った世界の鏡に……消えてしまった少女を探しに、ヒロタたちは鏡の中に入ります。 …
『イチゴーイチハチ!』(6)相田裕(小学館ビッグスピリッツコミックス)「美術館に飾れたら、ずっと見ていられるのに」。譬喩にすらなってないような陳腐な表現なのにとても印象的なのは、やはり発言者のキャラクターによるものでしょう。普段そういうこと…
『アフタヌーン』2018年11月号(講談社)「フラジャイル」53「矛盾」草水敏/恵三朗 腎移植された患者の容態と、ガイドライン監査。訪れた二つの危機に、宮崎先生と岸先生がそれぞれ立ち向かいます。 「天国大魔境」10「クク1」石黒正数 衝撃の告白の束の間…
『good!アフタヌーン』2018年10月号(講談社)『亜人』61「ADGp」桜井画門 永井による対佐藤の作戦が明らかになりました。そして前回登場したあの部隊が……。 『アイアンスノー』1「問う男」端野洋子 新連載。中2のとき空手道場の先輩にふられた高校一年生…
『good!アフタヌーン』2018年9月号(講談社)『黒狼 ヘイラン』2「馬賊」百地元 『ゴールデンカムイ』には箱館戦争を生き延びて年老いた土方歳三が出てきますが、この『黒狼』には戊辰戦争を生き延びて若いまま大陸にワープした原田左之助が登場します。新…
『アフタヌーン』2018年9月号(講談社)「天国大魔境」8「竹早桐子」石黒正数 第1巻のちょうど続き。キルコの過去篇です。 「概念ドロボウ」3「ドウデモイイシ」田中一行「ヴィンランド・サガ」152「バルト海戦役28」幸村誠「おおきく振りかぶって」145「4…
『アフタヌーン』2018年7月号(講談社)「不朽のフェーネチカ」竹良実 ――マザー・ドロテアは現代の聖母と呼ばれ、列聖は間違いないと言われていた。ジャーナリストのアレハンドロはその聖人ぶりに疑問を抱き、マザーの過去を探る。その結果わかったのはマザ…