著者にしてはとんがってもいないし、犯人当ての趣向ゆえか問題編も地味だし、どういう作品なんだろうこれは……?と訝しみながら読み進めてゆきましたが、最後まで読めば派手でこそないもののやはり著者らしい一筋縄ではいかない作品でした。 「伊賀の里殺人事…
生徒会に部活を潰されそうになっている少女が、犯人は生徒会の人間に違いない!と決めつけて「推理」するが、後輩に諫められて――という趣向はともかく、その「推理」自体を楽しめば普通のミステリです。探偵の推理なんて100%正しいのではなく「それっぽ…
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