『S-Fマガジン』2009年09月号No.642【栗本薫 追悼】

「My Favorite SF(第45回)」岡田剛

栗本薫追悼」
 短篇「氷惑星の戦士」「遙かな草原に……」評論「語り終えざる物語」、作品リスト、グイン・サーガ・ギャラリー、追悼文、作家論。笠井潔巽孝之が寄稿しています。栗本薫はあまり好きではないのでパスしました。

「SFまで100000光年 72大ザッパ小ザッパ」水玉螢之丞

「SF Magazine Gallery II(3)」齋藤浩「文字型メカシリーズ・空型戦闘機」
 あ、そうか。「陸」や「海」という字に比べて「空」は画数が少ないぶん面白味が減っちゃうのか。。。

「映画『宇宙へ。』誌上公開」
 

「MEDIA SHOWCASE」添野知生他
◆今月紹介されているもののなかでは、細田守の新作サマーウォーズに尽きます。やっぱり、こういう、絵を見るだけで面白そう、って思える作品はいいものです。

◆別の意味で絵的に面白いのがDVD『よげん』amazon]。非大作の世界では便乗ものは当たり前――とはいえ、たぶんオリジナルは全然違うパッケージなんだろうなあ……と思うにつけても、この邦版を手がけた人のセンスに脱帽。ひらがなであのロゴデザインで「よげん」だもんなあ(^_^;。それと比べると『トランスバトラー』の方は正統派(?)の便乗デザイン。
 

「SF BOOK SCOPE」林哲矢・千街晶之牧眞司長山靖生・他
◆創元SF文庫の国内傑作選は早くも二冊目、『超弦領域』が出ました。ほかには、先月特集されていたチャイナ・ミエヴィル『ペルディード・ストリート・ステーション』や、エドガー・アラン・ポーの世紀』が。鈴木光司「ドロップ」はファンでもないのに面白そうなので買ってしまった(^_^)。トイレットペーパーに印刷された小説です。普通よりも厚め(?)なので、使うとすぐなくなります。。。

「地球移動作戦 最終回=第15回」山本弘
 あれ?とびっくり。毎号連載だと完結も早くてあっという間です。

「魔京」(20)朝松健

「霊峰の門 最終話」谷甲州

「「昭和少年SF大図鑑展」レポート」北原尚彦

「SF挿絵画家の系譜(42)原田維夫大橋博之

「サイバーカルチャートレンド(3) オープンソースハードウェアという問いかけ」大野典宏

「サはサイエンスのサ 173(インフルエンザと魂かなしばりの術)」鹿野司
 おそらくはかなりマイナーな(陰摩羅鬼のときに一回だけ使ったやつだよね――ってオタクなツッコミをしてしまいましたが。。。)「魂かなしばりの術」を譬えに使ってますけど、実は有名な必殺技なのかな……。

「センス・オブ・リアリティ」
金子隆一プラナリア・マン」/香山リカ「著名人死去に考える『イベント化する死』」
 脳死法案に対するサイエンス・ライターと精神科医の考え方の違いが現れていました。

「デッド・フューチャーRemix」(第83回)永瀬唯【第14章 ハイ・フロンティア】

大森望の新SF観光局」7 サマーSFウォーズ

「MAGAZINE REVIEW」〈アシモフ〉誌《2009.2〜2009.4/5》深山めい

「求道に幸あれ」菅浩江

「おまかせ!レスキュー Vol.135」横山えいじ
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