『ここに死体を捨てないでください!』東川篤哉(光文社文庫)★★★★☆

 やはりダイナミックなトリックに尽きます。鵜飼さんのギャグが後半にならないとキレないのがややものたりない。

 妹の春佳から突然かかってきた電話。それは殺人の告白だった。かわいい妹を守るため、有坂香織は事件の隠蔽を決意。廃品回収業の金髪青年を強引にまき込んで、死体の捨て場所探しを手伝わせることに。さんざんさ迷った末、山奥の水底に車ごと沈めるが、あれ? 帰る車がない。二人を待つ運命は? 探偵・鵜飼ら烏賊川市の面々が活躍する、超人気シリーズ第五弾。(カバー裏あらすじより)

 


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