2018-06-21から1日間の記事一覧

『日本文学100年の名作 第3巻 三月の第四日曜』池内紀他編(新潮文庫)★★★★☆

「猫町」萩原朔太郎(1935) 「一の酉」武田鱗太郎(1935)★★★★★ ――おきよが、ちょっと、しげちゃん、あとで話があるんだけど、と云った。「なにさ」生まれつき言葉遣いの悪いおしげはぶっきら棒に云った。「――あんた、この頃、いやにめかすのねえ。無理ない…


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