2012-03-24から1日間の記事一覧

『妖魅は戯る 文豪怪談傑作選・大正篇』東雅夫編(ちくま文庫)★★★☆☆

「たそがれ」「月夜」鈴木三重吉 ★★★★☆ ――私を探していらしったの? 今裏の庭へ出ていたところです。栗の木から、蜘蛛が糸に伝って水に下りました。夕方に蜘蛛が水の上へ下りると屹度だれかが遠くへ行くのだといいます。別れが悪いからと思って、黙っていら…


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