新装刊行中の異色作家短篇集、今月の配本はジョルジュ・ランジュラン『蠅』とシャーリイ・ジャクスン『くじ』の二冊です。『くじ』は旧版でも入手可能でしたが、『蠅』は久々の復刊です。
すでに二冊とも予約したのですが、ランジュランについてはまったくの未知数。『ザ・フライ』の原作だと知っているくらいで、ほかの作品も読んだことはありません。はたしてどんな作家なのだろう?
『くじ』のシャーリイ・ジャクスンはかなり楽しみ。『たたり』『ずっとお城で暮らしてる』「これが人生だ」しか読んだことないのですが、いろんな情報から想像するに、『ずっとお城で暮らしてる』系なのかな? 意地の悪い話。それも心臓を針でぐりぐりされてるかのような陰湿さ。でもそれも気持ちいいかな、なんて思わせちゃうような麻薬的なアブナイ魅力があるのです。
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翻訳小説サイトロングマール翻訳書房