最新刊です。何かどうにもパッとしない帯なんですが……。
「羽擦れの島」「異界の水守り」「襖絵の女」「病み枝」の四編。「異界」と「病み枝」は『ネムキ』で読んでました。
「羽擦れの島」は開さん大活躍の話。というかトラブルメーカー(^^;。自分でトラブル呼び込んで自分で活躍してもねえ。今回は未練の話です。箱庭の住人の未練、三郎さんと晶の未練、殺された人間の執着etc.舞い飛ぶカラスが不気味さを醸し出しています。
「襖絵の女」はこれまた開さん。いくら気に入られたからって、封印したとはいえよりにもよって人殺しの絵を人にあげるおじいちゃんもおじいちゃんです(^^;。
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