『ネムキ』2009年5月号

「りんたとさじ また会う人」オガツカヅオ そう見えるのなら逆もまたそうなんだよな――という、納得とびっくりとぞわぞわがまとめてやって来るラストは衝撃的。四コマ目の足の踏み出し方に、サジの並々ならぬ気合いの入りようが見えて微笑ましいです。地面が…

『ネムキ』2009年9月号

『毒姫』三原ミツカズ 今回は人物相関図付。回想シーンの続き。旧王族ガーレの策がまんまとはまりかけ。『時間の歩き方』榎本ナリコ 時間刑務所に侵入。父親が服役しているかもしれないから。ところがあやしい看守に遭遇。『百鬼夜行抄』「石段の底」今市子 …

『ネムキ』2005年9月号

「蜥蜴の森の奇麗なお姉さん」魚住かおる 『悪霊退散大作戦』の著者による、不気味な作品。絵柄が丸尾末広っぽい? 幼いころに死んだ姉の幻を見た青年が実は……という話でした。『悪霊退散大作戦』「石降り」も掲載。『りんたとさじ』「炬燵の人」オガツカヅ…

『ネムキ』2009年7月号

『百鬼夜行抄』今市子 は「嘘つき地蔵」。民俗っぽい話でした。携帯がないせいで(?)、情報が錯綜し……。『悪霊退散大作戦』魚住かおる は、前号の続き「咲く花散る花(後編)」。いつにも増して役立たずなみちる(^^;。『念力短歌道場』笹公人 太陽とシ…

『ネムキ』2009年3月号Vol.111

『百鬼夜行抄』「寒蛍」今市子 何号か読んでいなかったら、『百鬼夜行抄』の展開がよくわからなくなってました。律、死んだの……? 青嵐、結局食い意地か。『りんたとさじ』「傘の人」オガツカヅオ 「みなさーん 注目でーす やりましたよー」。そう、今月号か…

『ネムキ』2008年5月号

今月号は『百鬼夜行抄』が載ってないんだよね〜。当初の目当てはそれだけだったのに、けっこう読んでしまった。「毒姫」三原ミツカズ 前号でようやくたどりついた研究者のもとでは…… 「時間の歩き方」榎本ナリコ 新キャラ登場。考えてみると今までの回は世界…

『ネムキ』2008年1月号Vol.104(朝日新聞社)

前号で最終回を迎えた作品がいろいろあり、新連載もスタートの新年号。 巻頭は『百鬼夜行抄』「鼠の糸巻き」。なんかもうほとんど開さんがレギュラー化してて、青嵐すらほんのワンシーン。鼠に齧られ爪のない女という、冒頭のお伽噺風の物語に引き込まれる。…

『ネムキ』2008年3月号

吉川うたた『故郷は緑』は、説明的な台詞ばかりでとんでもなく読みづらい。説明するならするで100%説明してくれればまだしもなのだが、説明的なくせに思わせぶりに中途半端だから苛々する。波津彬子「雪訪い」幻想綺帖4 泉鏡花「第二菎蒻本」の漫画化。漫画…

『ネムキ』2007年05月号

『百鬼夜行抄』「見返りの桜」今市子★★★☆☆ 晶ちゃんがお見合いする話+いろいろ。ちょっと詰め込みすぎというか、展開がころころ変わって書き込みが少ない。あらすじを書いただけのシノプシスみたいな感じ。『栞と紙魚子』「弁天財怒る」諸星大二郎『悪霊退…


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