『ダ・ヴィンチ』2006年3月号★☆☆☆☆

 今月号はコミックエッセイの別冊付き。だけどそれ意外は取り立てて気になる本はなし。今月号の特集は〈泣ける本〉とか〈メイク・ア・ウィッシュ〉とか感動もの。興味なしこうの史代の漫画「風の中の歌」の絵柄が好きかな。

 以下、気になる記事チェック。

 ナルニア国がらみで巽孝之インタビューがP.36にあり。

 『アムネジア』[bk1amazon]発売記念で稲生平太郎インタビューP.49。

 トロ・リサーチが復刊ドットコム。P.67〜。早川書房の復刊の場合はなぜか、復刊してくれてありがとう、というより、今までよくも絶版にしてくれてたな馬鹿野郎、という気持しか生まれない。

「百年の誤読」第9回は『血の婚礼』ロルカ、『北回帰線』ヘンリ・ミラー、『怒りの葡萄スタインベック、『さらば愛しき女よ』チャンドラー、『誰がために鐘は鳴るヘミングウェイ

 人形アニメ映画『死者の書』P.171。かなりマニアック。お金出して見たいほどじゃないけどテレビで放映されたなら見てみたいような作品。

 ジョディ・フォスターの新作『フライトプラン』、ではなくそのノヴェライズの紹介がP.179に。

 「ミステリー・ダ・ヴィンチ」は〈パロディ&パスティーシュ〉。北村薫インタビュー(P.184)と柳広司インタビュー(同)あり。北村さんはもちろん『ニッポン硬貨の謎』の話です。

 「コミック・ダ・ヴィンチ」は完全版コミックスについて。でもただの紹介だけ。

 古屋兎丸「鈍器降臨」はドラえもん徹子の部屋に出たときのことについて。実際にそんなことがあったのね。
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