『Classical Fantasy Within 第三話 火を噴く龍』島田荘司(講談社BOX)★★★★☆

 戦争が激しくなってきて、日本人論もますます激化してくる。母の様子はますますおかしくなってゆく。

 取りあえず第一部完だそうです。ミステリ的には怪力光線砲の正体が何なのか、でしょうか。改めてみると「ミツグ伯父さん」と片仮名で(しかもあらすじ文ではかぎかっこつきで)書かれているのが怪しい気もします。

 ついに筑波の空を襲うB29の大群。轟音を響かせて投下される焼夷弾の嵐の中に「ぼく」と「母」は取り残される!日本陸軍の最新秘密兵器にして「生命体の複製」を作る機械・怪力光線砲も、天を焦がすまでの圧倒的な火力によって脆くも焼け果てていくが――。CFW、第一部堂々の完結!(函裏あらすじより)
 ---------------

  『Classical Fantasy Within 第三話』
  オンライン書店bk1で詳細を見る。
 amazon.co.jp amazon.co.jp で詳細を見る。


防犯カメラ