戦争が激しくなってきて、日本人論もますます激化してくる。母の様子はますますおかしくなってゆく。
取りあえず第一部完だそうです。ミステリ的には怪力光線砲の正体が何なのか、でしょうか。改めてみると「ミツグ伯父さん」と片仮名で(しかもあらすじ文ではかぎかっこつきで)書かれているのが怪しい気もします。
ついに筑波の空を襲うB29の大群。轟音を響かせて投下される焼夷弾の嵐の中に「ぼく」と「母」は取り残される!日本陸軍の最新秘密兵器にして「生命体の複製」を作る機械・怪力光線砲も、天を焦がすまでの圧倒的な火力によって脆くも焼け果てていくが――。CFW、第一部堂々の完結!(函裏あらすじより)
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