『キン肉マン』(42)ゆでたまご(集英社JC)
第42巻はブロッケンJr.×クラッシュマン、ラーメンマン×マーベラス、そしてスプリングマン、ブラックホールも参戦。42巻目にしてようやくブロッケンマン殺しのフォローが入りました。前試合であれだけかっこよかったブラックホールが嘘のように惨めな戦いっぷり。そして舞う羽根は……?
『それでも町は廻っている』(11)石黒正数(少年画報社YK)
11巻は謎と怪奇の巻。第83話で静の言った台詞と歩鳥の反応を、第89話でこんな形でオチに持ってくるとは恐れ入りました。なんだか歩鳥がいつもよりブサイクに見えるのですが。。。気のせいかな。
『花もて語れ』(7)片山ユキヲ(小学館BIG SPIRITS COMICS)
宮沢賢治「おきなぐさ」。朗読の技術だけでなく、人間関係のほうも……進んでいるんだかいないんだか。でも満理子の気持はハナに伝わったようです。
『空が灰色だから』(5)阿部共実(秋田書店チャンピオンCOMICS)
ホラーありハートウォーミングありシュールあり、第54話「負けず嫌い」みたいなストレートなギャグあり、のこの作品ですが、いちばん印象に残っているのは、過ちを許さない残酷さです。第2巻の野球の話「信じていた」や、この第5巻でいえば「歩み」がそうでした。てか最終巻ですか。なんちゅー最終回。。。