ベストが出てたのかい!と慌てて購入。ちっとも知らなかった。初回盤がまだ残っていたので助かりました。
あってもなくてもいいような初回特典が多い中、これは心底よかった。ノエルとリアムのロング・インタビュー収録のDVDなんですが、(主にノエルが)収録曲についてけっこうぶっちゃけて語ってくれていて、なんだかオアシスが身近になったような気がする。
1曲目は「Rock‘n’ Roll Star」。これはもう挨拶代わりですね。取りあえずその日はじめて会ったら「こんにちは!」って言うような感じ。オアシスからの「ようっ!」という挨拶が終わった途端に、お次はインタビューでノエルが「これぞオアシス」と言っている「Some Might Say」。挨拶&自己紹介。
挨拶と自己紹介が終わればあとはひたすらPLAYのみ。3曲目「Talk Tonight」から「Let There Be Love」まで18曲。
自分が好きな曲をオアシスも好きとか傑作とか言ってくれてると、ミーハーだけどやっぱりうれしいなあ。「The Importance Of Being Idle」がますます好きになりました。
「The Masterplan」で一枚目が終わって、「Live Forever」から二枚目が始まる曲順もすごくいいなあ。このつなぎだけでも評価します。
amazonのレビューを見て始めて「Little By Little」なんかが収録されていないことに気づいた。あらら。でも気にならないな。そんなこと言ってたら全曲集になっちゃうしね。「Whatever」に関しては、どうせ収録する気ないだろ、てのは初めっからわかってたし。
ベストアルバムというと、ヒット曲を並べただけの単なるベストか、こだわり過ぎて全然ベストじゃないベストか、ベスト曲目をリマスタリングや再録したベスト――というのが一般的なところでしょうが、これはどれともちょっと違います、ね。こだわったうえでちゃんとオリジナル音源のベストになってる。好き嫌いはあるでしょうが。それを言うならノエルの好き嫌いがわかって楽しい一枚かも。
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