お、泡坂妻夫へのオマージュだ。と手に取ったのだけれど、これはさすがについていけなかった。。。楽しいというよりも読むのが苦痛なほどに、ただただ回文のオンパレード。
上から読んでも下から読んでも同じ文章になる“回文”愛好者たちのサークル「回文こんぶイカ」。合宿旅行のため、利尻へと向かったメンバー十一人だったが、待ち受けていたのは回文見立ての殺人だった。その上、合宿地である〈高山館〉も、何者かの仕業によって外部から遮断された陸の孤島と化していたのだ。メンバーの中に犯人がいるのか? 探偵を自称する乾なる謎の人物まで現われて……。それぞれ事情のありそうな人物たちの間に生じる疑心の渦の中、やがて起きる第二の殺人! 全篇回文に彩られた超絶ミステリ、書き下ろしで登場。(カバー裏あらすじより)
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『喜劇ひく悲奇劇』
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