『新本格ミステリの話をしよう』佳多山大地(講談社)

 『謎解き名作ミステリ講座』および『探偵小説美味礼讃』『ミステリ評論革命』の続編。

 歌野晶午『世界の終わり、あるいは始まり』の項にあるオールディス「華麗優美な船」が読みたい。

 そして新本格100冊のなかでは「一発当てて名を刻む」に連ねられた諸作、中西智明『消失!』、高原伸安『予告された殺人の記録』、佐々木俊介『繭の夏』、真木武志『ヴィーナスの命題』、川崎草志『長い腕』、林泰広『見えない精霊』、小貫風樹「とむらい鉄道」(『新・本格推理03』)、神津慶次郎『鬼に捧げる夜想曲』はぜひとも読みたいものです。

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